６）Adobe　Photoshop　画像自動処理手順

●Adobe　Photoshop　で画像処理を大量に繰り返し自動処理する方法

500pixの正方形の画像にしなければならない画像が1000枚ある場合手でやっていては時間がいくらあっても足りないでしょう。
Adobe　Photoshopをお持ちの方はまだ少ないかもしれませんが、PhotoshopとIllustratorはもっておいてしかるべきソフトかと思います。

Photoshopの画像自動処理の手順についてここでは述べます。

『Adobe　Photoshop　で画像処理を大量に繰り返し自動処理する方法』

●自動処理のアクションを可能にする初期設定
１）「ウインドウ（W）」→「アクション（S）」をクリックし［レ］画表示された状態にする。
２）画面に画像のようなｂｏｘが表示されます。

タグの「アクション」をクリックすると、図のような登録作成されているアクション一覧
が表示されます。

●アクションの作成の準備と記録
１）アクションを格納する場所＝「セット」作成
任意の名前をつけて作成するには、フォルダのような左から４番目の「新規セット」作成ボタンをクリックし、名前をつける。
２）画像処理の一連の作業を実際に行い、アクションに記録するための画像を１つ立ち上げておく。
３）画像処理の一連の作業登録し自動実行するメニュー作成＝左から5番目の「新規アクション」作成のボタンをクリックして、
・アクション名
・セット
を指定して手作成する。
アクション名は作業内容が分かる任意の名前をつける。
セットは、アクションの格納場所を選ぶ。（ファンクションキー・カラーはそのままで可）

４）「記録」ボタンを押すと、立ち上げている画像を、実際に記録したい作業内容どおりに画像処理していくと、作業内容が記録され始めます。左から2番目の「記録」のボタンをクリック。
５）記録を終了させる
最後に、図の左端の四角いボタン「終了」をクリックすると、アクションの記録が終了します。丸いボタンが赤から、黒に変わります。

これでアクション記録終了！
次は、１つのフォルダに入っている画像を全てに対してこの作業を自動で実行させる手順を説明します。

●１つのフォルダに入っている画像を全てに対して登録したアクションの自動実行
１）自動実行の設定の呼び出し
「ファイル」→「自動処理」にカーソルを移動し→「バッチ」をクリックする。

図のようなバッチ処理ポップアップが表示されます。
�@「セット」は実行させるアクションが格納されているを選択します。
�A「アクション」は実施する画像処理のアクションを選択します。
�B「ソース」は「フォルダ」を選択してください。
�Cソースの「選択」ボタンをクリックすると、ファイル構造のメニュー画面が現れます。
作業実施する画像が入ったフォルダを表示させクリックして反転させ、「OK」ボタンを押して選択してください。
※「選択」ボタンの横に選択したファイル名が表示されます。
�D実行後の「選択」ボタンをクリックするとファイル構造のメニュー画面が現れます。
画像処理したものを「保存したいフォルダ」を表示させクリックして反転させ、「OK」ボタンを押して選択してください。・・・・これで保存場所が決まります。
※「選択」ボタンの横に選択したファイル名が表示されます。
�Eファイルの名称の設定は、左を「ドキュメントの名前」、左を「拡張子（小文字）」を選択してください。・・・・このとおりでなくともいいですがこれが標準的です。
３）アクションの自動実行
これら設定をして「OK」ボタンを押すと、選択したファイルの全ての画像に登録し・選択したアクションの画像処理が自動実行されます。
※画面上に処理する画像が現れ、処理させていく過程がスライドのように見えます。

これで自動画像処理の実行が完了します。

PhotoshopとIllustratorは高価なソフトかもしれませんが使いこなせるようにされた方がよいと思います。マニュアル本も販売されています。
画像一括処理は、シェアソフトで非常に安価でサイズ変更がもっと簡単に行うことができるものもあります。（高価なソフトですがPhotoshopでは自動処理にしていても一々聞いてくるポップアップ画面が出る場合があります。その代わり色々画像処理が行える機能が備わっています。）

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